京都文化力プロジェクトの公募における大賞作品の“風を視覚化したインスタレーション”が登場

「Kyoto Urban Wind Installation」のイメージ図

京都文化力プロジェクト2016-2020は、2018年6月から9月にかけて、国内外のアーティスト/クリエイター/建築家などから、京都の景観や文化を活用する自由な発想の現代美術作品プランを募集した。安藤忠雄氏や森美術館副館長の片岡真実氏らによる審査の結果、大賞は建築家のユージン・ソレール氏による風を視覚化したインスタレーション「Kyoto Urban Wind Installation」に決定。この作品が、2019年2月16日(土)から3月17日(日)まで、旧京都府立総合資料館 前庭にて一般公開される。入場無料、会期中無休で、時間は10:00~17:00。
京都文化力プロジェクトは、京都を舞台に行われる文化と芸術の祭典だ。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される2020年に向けて、“創造する文化 京都から世界へ”をテーマに、京都から多彩な文化や芸術を世界に発信し、国内外の人々と交流/協働して新たな創造の潮流を起こすことを目指している。
今回の公募では、日本を含めて14カ国から111件の応募があった。大賞に輝いたユージン・ソレール氏には、プランの実現のための制作補助費として500万円を授与。同氏はオーストラリア/ロンドン/日本に拠点を置きながら世界各地で広く活躍するフィリピン出身の建築家で、過去には隈研吾建築都市設計事務所、坂茂建築設計でのインターンシップ経験もある。

「Kyoto Urban Wind Installation」プラン

■期間:
2019年2月16日(土)~3月17日(日)

■開催場所:
旧京都府立総合資料館 前庭
京都府京都市左京区下鴨半木町1-4

■問い合わせ先:
京都文化力プロジェクト実行委員会(京都府/京都市/京都商工会議所など)/京都芸術センター
url. http://culture-project.kyoto/
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