“ペイ”業界に強力な新顔、みずほ銀行を筆頭に地方銀行50行以上も参加の「Jコインペイ」

みずほ銀行のイメージ

みずほフィナンシャルグループは中国アリババグループと提携し、スマホ決済サービス「Alipay(アリペイ)」と連携する決済サービス「Jコインペイ」を開始することが明らかになった。
スマホ決済サービスは、楽天ペイやPayPay、LINE Payなどが激しくシェアを争う過渡期にある。その中で、みずほを中心として地方銀行、信託銀行などが参加する強力な決済サービスが参入することとなる。

地方銀行は全国で64行(平成30年5月1日現在)あるが、「Jコインペイ」には50行以上が参加予定。さらに信託銀行を含めると60行以上の巨大な銀行グループとして新サービスを展開することとなる。

日本で、みずほや地銀、信託銀行の口座を持つユーザーは「Jコインペイ」アプリで電子マネーをチャージしてコンビニや飲食店などの店舗で支払いをしたり、他のユーザーに送金したりができる。

また、中国から訪れる訪日観光客は「Alipay」を使って店舗で決済ができるようになる。

手数料に関しては、PayPayなどが無料とされるのに対し、「Jコインペイ」はクレジットカードよりも低いが有料になるとされている。銀行という、信頼・安心感をバックに、どれだけ参加店舗を増やせるかに本サービスの成否がかかる。

なお、現時点でみずほ銀行などからの公式リリースはないが、サービスはみずほが3月1日に開始し、他行も3月25日から順次スタートする予定。
みずほ銀行
URL:https://www.mizuhobank.co.jp/retail/index.html
2019/02/18
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