ヤマハが「ミラノデザインウィーク 2019」に出展して“パルス”をキーワードにした4作品を展示
ヤマハ株式会社は、現地時間で2019年4月9日（火）から4月14日（日）までイタリアで開催される「ミラノデザインウィーク 2019」に出展する。過去にヤマハデザイン研究所は2005年から2008年まではミラノサノーネでの作品発表を行ってきたが、今回は11年振りとなる参加。“大真面目”ながらも“遊びの精神”をもって、ヤマハの世界観を表現する4つの作品を展示する。
今回、同社は「pulse（パルス）」をキーワードに設定し、音に関連した作品を展示。喜怒哀楽などの言葉で簡単に言い表すことができない複雑な心と体の状態の中にある心地良さを提示し、“心の躍動”に迫る。
「pulse」という言葉は、鼓動や脈動、情動を示すもの。これまでヤマハは楽器などのさまざまなデザインを通じてユーザーの「pulse」にアプローチしてきた。今回の展示作品でも人々の「pulse」への働きかけをより洗練させることで、独特の没入感を提案。ヤマハデザイン研究所の所長である川田学氏は、今回の出展に関して「未だ荒削りの実験ですが、今回の展示には皆様の“pulse”に問いかけ、響き合う『何か』がきっと宿っているものと信じます」とのコメントを寄せている。