相次ぐ折りたたみスマホの新機種、中国大手のOPPOもその存在を公開

Weiboへの投稿より

中国のスマホベンダーOPPO(オッポ)は、副社長のBrian Shen氏が中国最大のSNS・Weibo(微博・ウェイボー)に、折りたたみスマホの存在を明かす投稿を行っている。
折りたたみスマホは、2018年11月に中国Royoleが世界初となるモデル「FlexPai」を発表して以来、各スマホベンダーが開発を明らかにしてきた。そして2019年に入り、2月には韓国サムスンが「Galaxy Fold」、中国ファーウェイが「Mate X」を相次いで正式発表している。

この流れに遅れまいとOPPOもSNSでの発信ながら折りたたみスマホを発表することになった。

投稿から分かるのは、ディスプレイ面を外(山)にして折りたたむという「Mate X」と同じスタイルのデバイスになるということ。また、折りたたんだ後に、片面のサイドにカメラが縦で並ぶという点も「Mate X」と同様になっている。

折りたたみ時

なお、「Galaxy Fold」は4月26日発売、「Mate X」は6~7月に発売と発表されているが、OPPOの折りたたみスマホはまだプロトタイプ段階であり、発売日や詳細なスペックなどは明らかになっていない。

OPPOは2016年には中国市場で1位を獲得し、その後アジア1位や世界4位のシェアを獲得する躍進著しいスマホベンダー。2018年には日本市場進出も果たしている。

OPPOのスマホはデザイン性やカメラ性能の高さ、コストパフォーマンスの良さなどで人気となっている。また、前面がほぼディスプレイになる画面占有率を高めるために撮影時はカメラが飛び出すFind Xなど、ユニークな発想でも知られる。

スマホ本体からカメラ部がスライドして飛び出るOPPO Find X

The Verge
URL:https://www.theverge.com/
2019/02/26
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