新色オレンジを含む新インクを採用した大判プリンタ「TrueVIS VG2」2機種をローランドD.G.が発売
ローランド ディー.ジー.株式会社は、大判インクジェットプリンタ「TrueVIS」シリーズの新製品として、新たに2機種を発売した。1625mm幅の用紙に対応する「VG2-640」と、1371mm幅の用紙に対応する「VG2-540」を発売。出力解像度は最大1200dpiで、RIP＆プリント管理ソフト「VersaWorks 6」が標準で付属している。
「TrueVIS」シリーズは、広告や看板の製作に適した大判インクジェットプリンタの主力製品群だ。今回の2機種は、“見る人の心を一瞬でとらえ、動かす”ような特別な力を持ったサイングラフィックスを作成できるプリンタを目指して開発された。
プリントヘッドには「Roland DG FlexFire」、インクには新開発の「TR2インク」を採用。インクは、CMYK、ライトシアン（Lc）、ライトマゼンタ（Lm）、ライトブラック（Lk）、ホワイト（Wh）に加えて、新色のオレンジ（Or）にも対応した。「マルチプロセスカラー機能」が搭載されており、オレンジ色をプロセスカラーとして処理することで、表現できる色域を広げるとともに、多彩な表現が可能となっている。
また、新しい出力設定の「True Rich Color」を搭載。「VG2シリーズ」の優れた色再現性と「TR2インク」の広い色域を最大限に引き出すもので、1つの作品の中で“鮮やかさ”と“自然さ”を共存させたワンランク上の表現を実現できる。
「VG2-640」の本体サイズは294.5（幅）×131（高さ）×73（奥行）cm、「VG2-540」の本体サイズは268.5（幅）×131（高さ）×73（奥行）cmで、インターフェイスはいずれも100/1000BASE-T。運送・設置費を除く標準価格は、「VG2-640」が268万円（税抜）で、「VG2-540」が248万円（税抜）。