スマホと連動して大気汚染を検知する、パトロールデバイス「Atmotube PLUS」

株式会社Glotureは、3月14日、専用アプリと連携することで有害物質をその場で検知する「Atmotube PLUS」の販売を開始すると発表した。購入は同社のECサイト「GLOTURE.JP」から。価格は13,400円である。
海外への旅行や出張先での大きな不安の1つが現地の大気汚染。特に工場の排気ガスや建物の塗料、古い車内などから生じるアセトンやトリクロロエチレンといった揮発性有機化合物は、シックハウス症候群、化学物質過敏症などの原因ともなりうるとても危険な汚染物質だ。同製品は、そんな空気中に漂う汚染物質をすぐに検知して知らせてくれるモニタリングデバイスである。

大気汚染の原因物質である有害ガス――アセトン、メタノール、ベンゼン、エタノール、トルエン、キシレン、ホルムアルデヒド などの幅広い揮発性有機化合物(VOC)の濃度を常時モニタリング。有害ガスの測定だけでなく、温度、湿度、気圧センサーも備えており、天気の変化に敏感な人のために、リアルタイムで気象状況も確認できるようになっている。
※PM 1、PM 2.5、PM 10の検出には対応していません。

1回の充電で最大1週間の連続使用が可能な大容量バッテリー、バッグやベルトに吊り下げられる、わずか38グラムのコンパクト設計、スマートフォンと最大9メートルの距離でペアリングできるアンテナ性能など、「携帯のしやすさ」にもこだわった製品だ。2019年3月時点での対応言語は、英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、中国語(簡体字)。アプリはiOSとAndroidに対応している。
株式会社Gloture
URL:https://gloture.jp/
2019/03/14
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