撮影手法の違いを通じて3人の写真家の固有性に焦点を当てている「アマナコレクション展 03」

Remembrance, 2013
(c)Keiko Sasaoka

2019年3月18日(月)から4月26日(金)まで、アートフォトの専門ギャラリーであるIMA galleryにて「アマナコレクション展 03 – 笹岡啓子、津田直、松江泰治」が開催される。アマコレクションは、2011年に株式会社アマナが開始した日本の現代写真を中心とした企業コレクション。本展では、笹岡啓子氏、津田直氏、松江泰治氏と3名の作品を紹介する。
アマナコレクションには、既成の概念や視点に疑問を投げかけ、新たな創作への道を開こうとする写真家たちの作品が集結。2019年2月末の時点で、約70作家による800点ほどの多彩な作品を収めるまでになった。収蔵作品のテーマは「変わりゆく世界において、私たちは世界にどのように向き合い、写真はそれをどう捉えていくのか」ということ。その作品をピックアップして紹介する「アマナコレクション展」は、今回で第3回目の開催となる。
3名の作品には“慎重に考え抜いた独自の手法で撮影している”という共通点があるが、今回の展覧会では撮影手法の違いを通じて、それぞれの固有性に焦点を当てた。今回の3人の写真家たちは、撮影場所も無造作には決めず、“自らの決意”をもとに被写体を選択しながらも、主観を超える新たな風景に出会い、写真としてそれらを表現している。入場無料、休廊日は日曜および祝日で、時間は11:00〜19:00。

SMOKE LINE #11, 2008
(c)Nao Tsuda

BER 31119, 2011
(c)Taiji Matsue

■期間:
2019年3月18日(月)~4月26日(金)

■開催場所:
IMA gallery
東京都品川区東品川2-2-43 T33ビル 1F

■問い合わせ先:
IMA gallery
tel. 03-3740-0303
url. https://imaonline.jp/imaproject/ima-gallery/
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