5GはKDDI・ソフトバンク・楽天連合VSドコモになるのか!? 3社が共同実証に取り組むと発表

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東京電力パワーグリッド株式会社(東電PG)、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社、楽天モバイルネットワーク株式会社は19日、第5世代移動通信システム(5G)の導入に向けて共同実証に取り組むことに合意したと発表した。
今回、携帯キャリア3社(楽天は2019年10年参入予定)と東京電力パワーグリッドが取り組むのは、電柱等の電力インフラを利用した携帯電話基地局(基地局)の設置場所や設備を効率的に共用するための共同実証。

5Gは、データ転送の高速化などが期待される次世代の通信規格で、高周波数帯を利用するために、4Gに比べて多くの基地局数が必要になる。東電PGとKDDIはこれまでにも電柱等の電力インフラを使い、基地局設備を携帯電話事業者間で共用するための検討を進めていたが、そこにソフトバンクと楽天も参加する形となった。

アメリカではすでにVerizon(ベライゾン)が世界初のスマホ用の商用5Gサービスを4月から地域限定で開始すると発表(ただしサービス開始当初の対応スマホはモトローラ製の1機種のみ)。日本は遅れをとる形になっている。

5Gサービスは各携帯キャリアが独自に設備を整えて運用を開始することになるので、3社連合は規模的な面から見ると、ドコモよりも先に5Gの提供を開始する可能性が高くなっている。
発表資料
URL:https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2019/03/19/3668.html
2019/03/19
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