Appleが新しいiMacを発売!CPUやグラフィックスのアップデートでパフォーマンスが大幅に向上

iMac

Appleは、iMacの新しいモデルを発表し、Apple Storeアプリケーションを通じた注文の受け付けを開始した。Apple直営店やApple製品販売店での店頭販売は、来週からスタートする予定。27インチiMacと21.5インチiMacのいずれもアップデートされており、CPUの変更によってパフォーマンスの向上が実現されている。
5K解像度のRetinaディスプレイを備える27インチiMacでは、初めて第9世代の6コアおよび8コアプロセッサまでの搭載が可能となり、従来モデルとの比較で最大2.4倍にも達するパフォーマンスが実現された。3.7GHz 6コア Core i5モデル、3.1GHz 6コア Core i5モデル、3.0GHz 6コア Core i5モデルがあり、これらのうち上位2モデルはオプションで3.6GHz 8コア Core i9プロセッサを搭載できる。
21.5インチiMacは、第8世代Coreプロセッサを新採用して4K解像度のRetinaディスプレイを備えた製品として3.0GHz 6コア Core i5モデルと3.6GHz クアッドコア Core i3モデル、さらにフルHDディスプレイを備えた既存の2.3GHz デュアルコア Core i5モデルでのラインナップ構成となった。上位2モデルは、オプションで3.2GHz 6コア Core i7プロセッサに変更できる。
グラフィックスは、27インチモデルが上位機から順に、Radeon Pro 580X(8GB)、Radeon Pro 575X(4GB)、Radeon Pro 570X(4GB)を採用しており、最上位モデルはオプションでRadeon Pro Vega 48(8GB HBM2)に変更可。Retina 4Kディスプレイを備えた21インチモデルのグラフィックスは、6コア Core i5モデルがRadeon Pro 560X(4GB)、クアッドコア Core i3モデルがRadeon Pro 555X(2GB)で、最上位モデルはオプションでRadeon Pro Vega 20(4GB HBM2)を選べる。
Radeon Pro Vegaグラフィックスの搭載により、21.5インチiMacの描画性能は最大80%向上し、27インチiMacは最大50%向上する。Radeon Pro VegaグラフィックスがiMacで利用可能となったのも初で、3Dコンテンツの開発や複雑なエフェクトを駆使したビデオ編集、高解像度ゲームのデザインなど、グラフィックスを多用するプロフェッショナル用途にも対応する。
プリインストールOSには、最新のmacOS Mojaveを採用。27インチiMacが19万8800円〜(税抜)、Retina 4Kディスプレイの21.5インチiMacが14万2800円〜(税抜)で、フルHDディスプレイの21.5インチiMacは12万800円〜(税抜)の価格で販売される。

製品にはMagic KeyboardやMagic Mouse 2が標準で付属

Apple
URL:https://www.apple.com/jp/
2019/03/20
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