アイ・オー、4K対応でDCI-P3カバー率95％の31.5型ワイド液晶ディスプレイを発売
株式会社アイ・オー・データ機器は、31.5型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-M4K321XVB」を、2019年4月上旬に発売する。4K UHD解像度（3840×2160pixels）に対応した製品。デジタルシネマの色域規格であるDCI-P3の95％をカバーする広色域パネルが採用されている（標準値/同社調べ）。価格はオープン。
本製品はHDMI1接続時にはHDR10信号入力に対応し、Ultra HDブルーレイプレーヤーなどHDR再生に対応した機器を接続することで、HDRコンテンツも視聴できる。HDRコンテンツ再生時には、白飛びや黒つぶれしがちな部分の色合いも再現が可能。そのため、映画などのコンテンツを、よりリアルに楽しめる液晶ディスプレイだ。
非光沢タイプのVAパネルを採用しており、視野角は水平/垂直ともに178°。輝度は最大300cd/平方メートル、コントラスト比は3000:1（CREXレベル2設定時で23000:1）、応答速度（GtoG）は9.5ms（オーバードライブ レベル2設定時で3ms）で、本体には3.5W＋3.5Wのステレオスピーカーを搭載。映像入力用のインターフェイスは、HDMI×3（1基が4K60Hz）、DisplayPort、アナログRGBが用意されている。
低画質の映像を拡大処理する際のぼやけを解消するため、解像感を向上させる「超解像技術」や、映像にメリハリをつけて鮮やかに表現する10段階調整の「エンハンストカラー」、映像を自動で判別して最適な明るさにする「CREX」も搭載。なお、本製品はPS4などの各種ゲーム機との動作確認も済ませたモデルで、「ファイナルファンタジーXIV」の推奨ディスプレイにもなっている。
スタンドを含む本体サイズは約730（幅）×518（高さ）×234（奥行）mmで、重量は約7.4kg。