Apple、ワイヤレス充電ケースも選べるようになった新しい「AirPods」を発売
Appleは、左右が分離した完全ワイヤレスタイプのヘッドホン「AirPods」の第2世代となる新モデルを発表し、apple.comおよびApple Storeアプリケーションを通じて注文受付を開始した。Apple直営店での店頭販売は、来週から開始される予定。Appleがヘッドホンのために新しく開発したH1チップを搭載し、連続通話時間は第1世代のモデルと比べて最大で50％長くなる。
H1チップは独自のオーディオアーキテクチャを備えており、接続までの時間も短縮された。音楽を聴いている最中に別のデバイスに切り替えても、これまでの2倍の速さでスムーズに接続が可能（同社テスト値）。“Hey Siri”にも対応し、音声でのパーソナルアシスタントの利用がより手軽になっている。
さらに大きな特徴として、今回の世代では通常の充電ケースが付属するモデルのほかに、ワイヤレス充電ケースが付属するモデルも用意された。Qi規格に準拠した充電器を用いて“置くだけ”の手軽なワイヤレス充電を実現でき、充電マットが手元にないときにはLightningポート経由での充電も行える。
なお、このワイヤレス充電ケース「Wireless Charging Case for Airpods」は単品でも販売され、第1世代の「AirPods」でも利用が可能だ。通常の充電ケースと新登場のワイヤレス充電ケースは、いずれも複数回充電して合計24時間以上聴き続けられる仕様。また、今回から新たに、AirPodsと通常の充電ケース、AirPodsとワイヤレス充電ケースをapple.comまたはApple Storeアプリケーションを通じて購入した場合、チェックアウト時に無料のメッセージ刻印の追加が可能となっている。
価格は、通常の充電ケース付きの「AirPods」が1万7800円（税抜）、ワイヤレス充電ケース付きの「AirPods」が2万2800円（税抜）、ワイヤレス充電ケース単品がが8800円（税抜）。