乗客の乗りたい・降りたいの希望に沿って運行できる「AI運行バス」、ドコモが全国で提供開始

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株式会社NTTドコモは、AI(人工知能)を活用したドコモのオンデマンド交通システム「AI運行バス」について、2019年4月1日(月曜)より日本全国で提供を開始すると発表した。
「AI運行バス」は、乗客の乗降リクエストに対してリアルタイムで自由に移動できるオンデマンド交通システム。ユーザーがスマートフォンのアプリや電話から行った予約をもとにAIが車両配車を行い「乗りたいときに行きたい場所まで」を実現する。

これまでは株式会社未来シェアとモビリティサービスプラットフォームの共同検討を開始し、東京都副都心地区、九州大学、兵庫県神戸市、鹿児島県肝付町、神奈川県横浜市、群馬県前橋市などで実証実験を行い延べ9万人を輸送してきた。

商用提供に関しては、まずは実証実験を行った九州大学伊都キャンパスで開始する。提供価格は、営業区域数とバスの車両台数により異なり、初期導入費用は50万円、月額利用料は18万円からとなっている。
発表資料
URL:https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2019/03/26_00.html
2019/03/27
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