有力スマホ決済2社が提携、LINE Payとメルペイそれぞれの加盟店を相互開放

両社のロゴ

スマホ決済を手がけるLINE Pay株式会社と株式会社メルペイは、キャッシュレスの普及促進を目的とした業務提携に関する基本合意書を締結したと発表した。
楽天ペイやPayPay、LINE Payなど、スマホ決済は多くのIT企業などが参入し、激しいシェア争いを繰り広げている。しかし、加盟店からすると、サービスの乱立に伴う加盟店の対応負担増やオペレーション煩雑化が問題になっている。

また、ユーザーから見ても、複雑でわかりにくいキャンペーンや本当のメリットはどこにあるのか、登録したもののほとんど使っていないなど、問題は多くなっている。

そういった日本のキャッシュレス社会実現への障害を少しでも軽減するために両社提携を決断。まずは、2019年初夏予定で「LINE Pay」と「メルペイ」の決済サービスを取り扱う加盟店を相互開放する。これにより、ユーザーはどちらか一方を登録しておけば、多くの加盟店でスマホ決済を利用できるようになる。

また、「LINE Pay」と「メルペイ」だけではなく、他の決済サービス事業者の参画を促し、パートナーシップを拡大すべく、両社参画による加盟店アライアンス「MOBILE PAYMENT ALLIANCE(仮称)」を設立する。
発表資料
URL:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2647
2019/03/28
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