東寺と凸版印刷によるVR・AR技術を活用した体験型アートイベント「東寺 曼荼羅EXHIBITION」

アプリを通じて鑑賞できる「空海ノ光 テクノロジーと神秘」のイメージ

教王護国寺(東寺)と凸版印刷株式会社は、2019年4月1日(月)から5月25日(土)まで、体験型アートイベント「東寺 曼荼羅EXHIBITION」を開催する。会場は東寺伽藍内の灌頂院・観智院・講堂の計3カ所。個別に拝観料が必要とされており、灌頂院と観智院は各500円、講堂は800円で、4月1日(月)と4月2日(火)は講堂の拝観料は500円となる。
本展では、通常は非公開とされている重要文化財の灌頂院を特別公開。VR・AR技術が活用されたデジタル曼荼羅インスタレーション「空海ノ光 テクノロジーと神秘」を体験できる。重要文化財の「両界曼荼羅図(元禄本)」と講堂に安置されている「立体曼荼羅」を組み合わせた映像を、プロジェクタによって壁面へ投影。さらに、アート集団「ミラーボーラー」による光の演出で、曼荼羅の世界観が表現される。
また、本展のために踊絵師の神田さおり氏による光の作品も制作。鑑賞者は、手持ちのデバイスにダウンロードした専用アプリ「東寺AR」を通して、バーチャル空間に描かれた作品の鑑賞が可能だ。
観智院 客殿では、若き宮本武蔵が描いたと伝えられている「鷲の図」(東寺所蔵)を活用した飛翔鷲図を上映。描かれた鷲が現代の技術で空高く飛翔する。講堂内では、立体曼荼羅をVRで再現した「空海 祈りの形」のダイジェスト映像を公開。講堂内の仏像が東京での特別展出展中の間、VR作品で立体曼荼羅の魅力が紹介される。

デジタル曼荼羅インスタレーション「空海ノ光 テクノロジーと神秘」展示イメージ

国宝「観智院 客殿」での映像展示

重要文化財「講堂」での映像展示

■期間:
2019年4月1日(月)~5月25日(土)

■開催場所:
教王護国寺(東寺)灌頂院・観智院・講堂
京都府京都市南区九条町1

■問い合わせ先:
教王護国寺(東寺)/凸版印刷株式会社
url. http://www.toji.or.jp/
url. https://www.toppan.co.jp/
MdN DIのトップぺージ