山善、手でハンドルを回して充電できるテレビ+ラジオ「YTM-RTV200」を発売

「手回し充電テレビ+ラジオ YTM-RTV200」

株式会社山善は、AV機器のオリジナルブランド「Qriom」の新製品として、「手回し充電テレビ+ラジオ YTM-RTV200」を発売した。災害時などをはじめとした電源が確保できない状況でも、本体のハンドルを手で回すことで充電して使用が可能。信頼性が高いコンデンサー充電池を採用しており、“10年間放っておいても手回しで充電”できることが謳われている。
本製品は、電源を確保するために、ハンドルの手回し充電のほかにも多彩な方法に対応。製品に付属するACアダプタを用いたAC電源や、USB充電(DC5V)に対応し、別売の単三形乾電池3個(DC 4.5V)でも動作する。TVはワンセグ(UHF13~62ch)に対応し、音声のみを聴くことも可能。ラジオはAM(522~1710kHz)とFM(76~108MHz)を切り替えられ、AM放送が聴きにくい地域でもFM補完放送でAM放送を聴ける「ワイドFM」にも対応している。
停電時に役立つLEDライトや、災害時に自分の居場所を知らせるサイレン機能も搭載。手回し充電によって、スマートフォンや各種携帯電話の充電も可能だ。本体はIP54相当の防塵・防水性能を備えた設計で、カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色。定格出力200mW/最大出力350mWのスピーカーを搭載し、モノラル音声出力用の3.5mmステレオミニジャックも用意されている。本体サイズは約143(幅)×85(高さ)×40(奥行)mmで、重量は約300g。
なお、同社は同様の製品でテレビ視聴機能が非搭載の「手回し充電ラジオ YTM-R100」も発売。こちらは本体色がホワイトのみで、製品にACアダプタは同梱されていない。

電源を確保できない状況でも、手でハンドルを回して使える

ラジオ聴取に特化した「手回し充電ラジオ YTM-R100」も発売

株式会社山善
価格:オープン
URL:https://www.yamazen.co.jp/
2019/04/01
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