新たにオープンしたギャラリースペース「Nine Gallery」で風景写真家の中西敏貴氏の個展が開催

合同会社三三◯は、写真を中心に扱うギャラリースペース「Nine Gallery」を、2019年3月30日（土）に外苑前でオープンさせた。こけら落としの写真展として、5月5日（日・祝）まで、風景写真家の中西敏貴氏による「Signs」を開催。展示作品は、現物販売のほか、希望のサイズや額装に応じる受注生産販売も行われる。入場無料、月曜休館（4月29日は営業）で、時間は10:00～19:00（最終日は17:00まで）。

「Nine Gallery」は、“魅せる展示”を作家と模索する実験的なスペースを目指している。作家とギャラリーが共同で企画する写真展を中心に、ギャラリー注目の作家の作品を紹介。ワークショップやイベントなどのさまざまな試みも実施される予定だ。また、主催共催期間中以外は、1週間単位での貸しギャラリーとしても、広くアーティストに開放される。

オープニングを飾る展覧会で作品を展示する中西敏貴氏は、在学中から北海道へと通い続け、2012年に撮影拠点である美瑛町へと移住して写真作家としての活動を開始。農、光、造形を主なテーマとして作品制作を続けている。本展と時期を同じくして「新さっぽろギャラリー」でも4月10日（水）～4月29日（月・祝）に展覧会を開催。異なる2つのテーマで、東京と札幌での2カ所同時開催となる。

本展では、2017年の個展「Design」から1年半を経て、さらに“風景の深淵”に近づいた中西氏の新作を、約50平米の空間に異なる額装で展示。会場では、4月半ばに発売される予定の新刊写真集「FARMLANDSCAPE」（株式会社青菁社）が、サイン付きで先行販売される。

■期間：
2019年3月30日（土）～5月5日（日・祝）

■開催場所：
Nine Gallery
東京都港区北青山2-10-22 谷・荒井ビル 1F

■問い合わせ先：
Nine Gallery
url. http://ninegallery.com/