五箇伝の名刀から名家に伝わる印籠まで紹介する企画展「サムライ・ダンディズム」

「サムライ・ダンディズム 刀と印籠─武士のこだわり」

2019年4月2日(火)から6月30日(日)まで、東京富士美術館 本館の企画展示室1~4にて「サムライ・ダンディズム 刀と印籠─武士のこだわり」が開催される。日本刀20振と印籠235点、さらに刀装などを加えた総数約300点を展覧する企画。武士が身につけて愛玩した美を楽しむことができ、知られざる印籠の魅力もその発達の歴史を辿りながら紹介する。
本来は武器としての実用品であった刀は、同時に古来から鑑賞や収集の対象としても珍重され、伝承されてきた美術品としての側面も持っている。また、刀と同様に、当初は実用品として用いられていた印籠も、比較的に早い段階から愛玩・贈答品として名家や名工によって発展を遂げ、江戸時代を通じた武家文化を象徴するアイテムとなった。近年では、世代を超えた日本美術・文化への関心の高まりを背景に日本刀などに注目が集まり、数々の刀剣展が話題を呼んでいる。
本展でも、匠の技と心が込められ、武士が愛して大切にした刀と印籠の“こだわりの美”を堪能することが可能。“美”と“技”に魅入られた武士たちの眼差しを追体験できる。なお、本展には、総合光学機器メーカー株式会社ビクセンが協力しており、観賞用の単眼鏡の貸し出しを実施。レンズを通すことで、肉眼では分からない匠の技の細部まで目にすることができる。
休館日は月曜で、4月29日(月・祝)と5月6日(月・休)は開館し、5月7日(火)が振替休館。開館時間は10:00~17:00で、入館は16:30までとなる。入場料金は大人1300円/高校・大学生800円/小・中学生400円/未就学児無料。小・中学生は土曜は無料で入館できる。
■期間:
2019年4月2日(火)~6月30日(日)

■開催場所:
東京富士美術館 本館 企画展示室1~4
東京都八王子市谷野町492-1

■問い合わせ先:
東京富士美術館
tel. 042-691-4511
url. https://www.fujibi.or.jp/
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