マイクロソフト、個人ユーザーに向けて新元号・令和対応のWindows準備策などを発表

設定変更のイメージ

日本マイクロソフト株式会社は2日、4月1日に発表された新元号・令和について、同社製品での対応について発表した。
同社の取り組みは、毎月提供する更新プログラムを通して、同社製品の新元号対応を進める。例えば、Windowsでは「和暦 (われき) がハードコードされたモジュールを修正しレジストリで管理」「日付フォーマット変更 (例: 平成 02 年 (成と 0 の間に半角スペース) → 平成 2 年)」「元年表記をデフォルトに変更 (1 年表記にも変更可能)」といった段階的対応を行っている。

また、ユーザーに対しての推奨事項としては、「システムが破損していないかどうかの確認」「Windows 向け更新プログラムのインストール」「マイクロソフトが毎月提供する更新プログラムの適用」を上げている。

なお、WindowsとOfficeの準備については、Microsoftソフトウェアの自動更新を有効にしている場合は、更新プロセスが自動インストールされるので、特別な操作は不要。自動更新が有効ではない場合や、更新プログラムを手動でチェックしたい場合は、ユーザー自身による操作・更新が必要になる。

また、新元号の施行がゴールデンウィーク中になることから、新元号対応に関する技術的な質問に対し、4月30日~5月2日の間、個人ユーザーと法人ユーザーの両方に対しサポート対応を行うとしている。(個人ユーザーの問い合わせ先は0120-54-2244。法人ユーザーはマイクロソフトとのサポート契約が必要)
個人のお客様向け:マイクロソフト製品の新元号への対応に関する情報
URL:https://news.microsoft.com/ja-jp/2019/04/02/190402-information/

日本の新元号対応に向けて Windows と Office を準備する方法
URL:https://support.microsoft.com/ja-jp/

新元号対応へのマイクロソフトの取り組み
URL:https://www.microsoft.com/ja-jp/mscorp/newera/default.aspx
2019/04/02
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