日本流行色協会、新元号の時代を迎える春の花にちなんだ「令和 慶祝カラー」発表

「令和 慶祝カラー」

一般社団法人 日本流行色協会は、新しい「令和」の時代を迎える慶びをこめた色として「令和 慶祝カラー」を発表した。
同協会では、1959年の今上天皇御成婚の折りにも、国民の慶びの気持ちと慶祝の意を表徴し「皇太子殿下御成婚慶祝カラー」を発表。慶祝カラーはファッションや生活場面での慶祝の意として使用された。さらに、1993年の現皇太子殿下御成婚の際にも、お二人のご幸福を祈念し「皇太子殿下 雅子さま慶祝カラー」を発表している。

「皇太子殿下御成婚慶祝カラー」。中央の7色が正色

「皇太子殿下 雅子さま慶祝カラー」

今回の「令和 慶祝カラー」は、元号の由来に注目。新元号の令和は、万葉集の梅花の歌32首の序文をもとに選ばれたもの。それにちなみ、慶祝カラーも春の訪れを知らせる日本の代表的な花にちなんで選定されている。

3色の「令和 慶祝カラー」は『梅(うめ)』(系統色名 モデレート・パープリッシュ・ピンク/マンセル値 3.4RP7.4/6.8)、『菫(すみれ)』(系統色名 ダーク・パープル/マンセル値 7.1P2.9/3)、『桜(さくら)』(系統色名 ペール・パープリッシュ・ピンク/マンセル値 2.8RP8.8/2.7)という構成だ。

梅や桜は日本的な華やかでたおやかさも感じるピンク、菫は「謙虚」「誠実」「貞節」「愛」(貞節・愛は紫スミレ)といった花言葉にピッタリの力強いダークパープルとなっている。
発表資料
URL:https://www.jafca.org/colorcolumn/20190402.html
2019/04/03
MdN DIのトップぺージ