画家グスタフ・クリムトの魅力を森山未來、菊地成孔、大橋裕之らが探る書籍「KLIMT RELOADED」発売

「KLIMT RELOADED」表紙

株式会社美術出版社は3日、20人のクリエイターによって画家グスタフ・クリムト氏の魅力を探る書籍「KLIMT RELOADED」を発売した。参加クリエイターには俳優の森山未來氏、音楽家の菊地成孔氏、マンガ家の大橋裕之氏といった面々が並ぶ。23日から東京都美術館で開催される展覧会「クリムト展 ウィーンと日本 1900」のコンセプトマガジンにあたり、価格は1,300円(税抜)。
19世紀末ウィーンを代表する画家であり、総合的な芸術運動を目指したウィーン分離派の創設者でもあるクリムト氏。きらびやかな金箔や鮮やかな色彩による装飾的な画面や、甘美な女性像で知られ、エゴン・シーレ氏やオスカー・ココシュカ氏といった年少の画家に大きな影響を与えた。

「KLIMT RELOADED」中面

「KLIMT RELOADED」では、建築やファッション、神話などさまざまなジャンルを取り込みながら制作を続けたクリムトを、現代日本の視点から捉え直す。森山氏や菊地氏のほかに、クリエイティブディレクターの三浦崇宏氏、アーティストの丹羽良徳氏、株式会社コルク代表の佐渡島庸平氏らが参加する。

「KLIMT RELOADED」中面

「KLIMT RELOADED」中面

なお、「クリムト展 ウィーンと日本 1900」は、7月10日まで東京都美術館で開かれ、7月23日から10月14日にかけて豊田市美術館でも開催される。

「KLIMT RELOADED」中面

株式会社美術出版社
URL:http://www.bijutsu.press/
クリムト展 ウィーンと日本 1900
URL:https://klimt2019.jp/
2019/04/04
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