江戸時代の禅僧・良寛の書をフォントにした「好恵の良寛さん」発売

スキルインフォメーションズ株式会社は、江戸時代の禅僧・良寛の書を基にした臨書フォント「好恵(よしえ)の良寛さん」を、4月22日より発売すると発表した。価格は6書体パックで8,000円(税別)。漢字収録字数/各4287字のオープンタイプフォントで、動作環境はWindows7以降、MacOSX10・3以降となる。
同フォントセットは、江戸時代の禅僧である「良寛」の素朴な墨跡をフォントデザイナーの小原好恵氏が臨書したもの。楷書をそのまま臨書した、「TA‐好恵の良寛さんM/DB/B」と、サインペンで臨書した「TA‐好恵の良寛さんPen M/DB/B」の6書体から構成されている。

小原氏は、同フォントの開発経緯について、『無欲さ、色気や天真爛漫さを感じさせる良寛の書をフォントにしてみたいと思った。心のままに筆を運んだ良寛を捉えることは並大抵ではなく、しかも筆は温度や湿度に左右され、フォントとなると正確さが求められた。』と語っている。

試行錯誤の中、出来上がった「好恵の良寛さん」には、素朴な書の緩急をそのまま表現した3書体に加えて、使いやすいペン字タイプ3書体が加えられている。
スキルインフォメーションズ株式会社
URL:https://www.sic-net.co.jp/
2019/04/05
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