キース・ヘリングの作品と思想を紹介する「Keith Haring: Humanism -博愛の芸術-」

All Keith Haring Artwork (c) Keith Haring Foundation Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection.

2019年4月13日(土)から、中村キース・ヘリング美術館にて、2019年度のコレクション展「Keith Haring: Humanism -博愛の芸術-」が開催されている。会期は2020年1月13日(月・祝)までで、2019年5月15日(水)〜5月17日(金)は展示替えのため休館。5月18日(土)〜11月17日(日)には、大山エンリコイサム個展「VIRAL」も同時期開催される。
キース・ヘリング(1958〜1990年)は、幼少期から父と絵を描き始め、日曜には家族で教会へ通うというアメリカの一般的な家庭に育った。アーティストを目指してニューヨークへ渡ると、芸術活動の幅を一気に拡大。1980年頃にニューヨーク中の地下鉄構内に描き始めた「サブウェイ・ドローイング」は、地下鉄という公共空間での“落書き”というリスクを伴いながらも、“アートはすべての人のために”という信念で約5年間敢行され、地下鉄の利用者をアートの鑑賞者に変えた。
一部の富裕層に独占されたアートを否定し、人種も宗教も性別も凌駕する愛を信じたキース・ヘリング。本展では、その思想を中村キース・ヘリング美術館のコレクションとともに紹介している。開館時間は9:00〜17:00で、入場料は大人1200円/16歳以上の高校・専門・大学生600円/15歳以下無料。
■期間:
2019年4月13日(土)〜2020年1月13日(月・祝)

■開催場所:
中村キース・ヘリング美術館
山梨県北杜市小淵沢町10249-7

■問い合わせ先:
中村キース・ヘリング美術館
tel. 0551-36-8712
url. http://www.nakamura-haring.com/
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