大日本タイポ組合の“文字デザイン”の展覧会「文ッ字-いつもの文字もちょッと違ッて見えるかも-」

「文ッ字-いつもの文字もちょッと違ッて見えるかも-」

2019年4月20日(土)から6月30日(日)まで、町田市民文学館ことばらんど 2F展示室にて、大日本タイポ組合の展覧会「文ッ字-いつもの文字もちょッと違ッて見えるかも-」が開催される。観覧無料、休館日は毎週月曜(4月29日と5月6日は開館)と第2木曜で、観覧時間は10:00〜17:00。これまでの作品に新作も加えて紹介され、“文学館ならではの展示”が繰り広げられる。
大日本タイポ組合は、1993年に秀親氏と塚田哲也氏によって結成された。日本語の五十音や漢字、アルファベットを解体し、組み合わせ、再構築することで、新しい文字の概念や可能性を探っている実験的タイポグラフィユニットだ。2014年には、“文字による文字のための文字のサイト”と掲げた「type.center」を立ち上げるなど、さまざまな角度から文字の探求を続けている。
今回の展覧会タイトルの「文ッ字」は、横組みでは少し分かりづらいが、縦組みにすると「文学」という文字に見える仕組み。初日のオープニングイベントのほか、講演会や鼎談、ワークショップなど、関連イベントも充実している。
関連イベントの一例として、4月27日(日)には、文字に関するフリーマーケット「文ッ字フリマ」を開催(https://mojiflea.market/)。2015年10月の開催で好評を博した第1回「文字フリマ」の続編となるイベントで、大日本タイポ組合のほかにも、フロップデザインなど多彩な出店者が集まる。ちなみに「文ッ字」のデザインの中には、「フリマ」と読める部分も隠されている。
また、関連イベントのもう1つの例として、5月26日(日)の14:00〜16:00には、グラフィックデザイナーの大原大次郎氏と大日本タイポ組合を招いた鼎談「大大&大文ッ字タイポ話合」を実施。定員は80名(申込順)で、無料で参加できる。この鼎談イベントへの参加申込の受付は、4月18日(木)の12:00から開始(電話もしくはWeb)。
■期間:
2019年4月20日(土)~6月30日(日)

■開催場所:
町田市民文学館ことばらんど
東京都町田市原町田4-16-17

■問い合わせ先:
町田市民文学館 ことばらんど
tel. 042-739-3420
url. https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/
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