選ばれた写真は3〜10万円で購入&永久保存される「ヤング・ポートフォリオ」の第25回公募

「2019年度ヤング・ポートフォリオ」募集フライヤー

清里フォトアートミュージアムは、写真を通して世界の若者を支援することを目的とした文化貢献活動「ヤング・ポートフォリオ(YP)」で、第25回(2019年度)の公募を開始した。作品の受付期間は、2019年5月15日(水)まで。選考作品は同ミュージアムが3〜10万円で購入および永久保存する。
「ヤング・ポートフォリオ」には、35歳以下(1984年1月1日以降生まれ)の若手写真家であれば誰でも参加が可能。作品のテーマは不問で、既発表/未発表は問わず、複数作品でも応募できる。この企画は、清里フォトアートミュージアムが開館した1995年度から継続しており、これまで世界74カ国の1万356人から計13万3340点の応募があった。その中から、45カ国の785人による6105点の作品が購入されている。
作家の世界観や芸術性を表現する“ポートフォリオ(作品集)”となるように、1枚だけではなく複数の作品を収蔵することも特徴。作品の展開や作家の成長を見守って応援する企画ならではの試みとして、作品が1度選考されたらそこで終わりというわけではなく、参加者は35歳までであれば何度でも応募できる。
作品の選考は、清里フォトアートミュージアムの館長の細江英公氏のほか、この企画の理念に賛同した現役写真家2名(川田喜久治氏/都築響一氏)が担当。選考の基準となるのは、表現意欲の強さや視点の明確さなどだ。作品の表現や技法は問わないが、プリントのみでの受け付けで、永久コレクションとなるため、長期保存が可能な技法であることは求められている。日本国内からの応募料は、枚数が1〜30枚の場合は2000円で、31〜50枚の場合は3000円。海外からの応募では、応募枚数に関わらず応募料はUS15ドル。
■応募締切:
2019年5月15日(水)

■応募資格:
35歳以下(1984年1月1日以降生まれ)

■賞:
選考作品(1点につき3万円以上で購入)

■問い合わせ先:
清里フォトアートミュージアム
url. http://www.kmopa.com/yp_entry/
MdN DIのトップぺージ