翻訳機に見えないスマートさ、クラウドSIM技術採用でwifiルータにもなる双方向音声翻訳機「AI air」

ユニファイドコミュニケーションズ株式会社は、4月18日、世界の約80地域で通信可能なAI翻訳機&モバイルWi-Fiルータ「AI air(エーアイ・エアー)」の一般販売を開始すると発表した。全国の家電量販店の店頭および各社ECサイトにおいて取り扱いを開始する。店頭参考価格は69,800円(税込)ほど。
「AI air」は、通信SIMカードなしでユーザの環境に最適なインターネット通信を提供する「クラウドSIM」と、AI翻訳テクノロジーが融合した高精度翻訳機だ。製品には3年間の翻訳利用データ通信量が無料で附属しており、購入したらそのまま翻訳機として利用可能。別途、データ通信プラン(別売)を購入することで、世界中の約80の地域でモバイルWi-Fiルータとしても使用できるようになっている。

対応言語は日本語・英語・中国語・韓国語(2019年4月現在)で、今後も拡充予定。平均的な翻訳速度は2秒程度だ。あらかじめ日英、日中、日韓などの翻訳モードを設定しておき、「翻訳ボタン」を押しながら話すことで自動的に言語を認識して双方向音声翻訳される仕組みで、このシンプルな操作と翻訳機とは思えないスマートなデザインが特徴である。

「クラウドSIM」データ通信のデータプランは従量課金制で1GB=491円~(※東アジア通信プランの場合)。一度チャージしたデータ容量は利用開始日から365日間有効で、使用した分だけ消費される形となる。また、デバイス本体にはSIMスロットが設けられており、対応するデータ通信SIMをセットすれば、そのままモバイルWi-Fiルータとして利用することも可能である。

同製品はこれまで法人顧客向けに販売されてきたが、このたび広く個人ユーザー向けにも販売されることとなり、初年度1万台の販売をめざす。
ユニファイドコミュニケーションズ株式会社
URL:http://www.unified.co.jp/home/solution/ai-air-products/
2019/04/18
MdN DIのトップぺージ