富士フイルムの企業広告のCMシリーズでインクジェット・デジタル印刷技術篇のTV放映がスタート

富士フイルム株式会社
企業広告「世界は、ひとつずつ変えることができる。」シリーズ
インクジェット・デジタル印刷技術篇 TVCM

富士フイルム株式会社は、企業広告シリーズ「世界は、ひとつずつ変えることができる。」を展開している。これは、写真事業で培って進化させてきた先進独自の技術により、さまざまな分野において社会ニーズ・課題解決に取り組む同社の姿勢を伝えるもの。2019年4月20日(土)から「インクジェット・デジタル印刷技術篇」のTVCMの放映が、全国で開始されている。
デジタル化が加速する商業印刷分野において、現代では高品質なモノや情報を「スピーディーに届けてほしい」というニーズが高い。今回のTVCMでは、富士フイルム株式会社のインクジェット技術が、そのような社会を支えていることを紹介。“オフセット印刷を凌駕する”高画質と、B2サイズ・枚葉型で毎時3600枚の高速出力(Jet Press 750S)を両立する同社のインクジェット技術がアピールされた。
TVCMの中では、インクジェット・デジタル印刷技術の開発を手掛けた実在の研究員が登場。近未来的な研究所に最新のインクジェットデジタルプレスが設置されており、研究員がモニターパネルを操作すると、用紙が機器内部へと搬送される。続いて、印刷機の主要装置であるプリントヘッドを紹介するシーンでは、イメージ表現として、“C/M/Y/K”のロボットたちが、スコープを覗きながら狙いを定めてインク微粒子を高速発射。その一滴一滴が正確に紙へと命中し、美しい印刷物を作り上げていく様子が表現されている。
クリエーティブエージェンシーはTUGBOATで、ナレーターにはミュージシャンの宮沢和史氏(THE BOOM)を起用。コピーライティングは赤石正人氏が担当した。CM内で効果的に用いられている「狙いは、印刷の新しい未来。」というキーワードは、「ここがゴールではなく、これからも印刷の新しい未来の実現に向けて研究開発に取り組む」という使命感と誇りを感じさせる。

枚葉型インクジェットデジタルプレス「Jet Press 750S」

富士フイルム株式会社
URL:http://fujifilm.jp/
2019/04/22
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