モトヤ、「令和」発表記者会見での墨書「令」の字形に対応した無償フォント提供を発表
墨書「令」対応 モトヤ新楷書5
株式会社モトヤは22日、4月1日の新元号「令和」発表の際に、菅官房長官が掲げた墨書の「令」の字形に対応した「モトヤ新楷書3/5」「モトヤ大楷5」の無償フォントを提供すると発表した。提供開始日は5月13日の予定。
令の字については、明朝体などの印刷に様式化された書体では、新元号発表の際に示された墨書と同じ字形で、中央下部が一直線に下に引かれている。しかし、手書きに近い楷書体や教科書体では最後の1画は右下に斜めに書くことで“マ”の形になっており、書体によって字形や印象が異なる字となっている。
これに対し、ユーザーから記者会見で示された墨書の「令」の字形を印刷物に使用したい等の要望が数多く寄せられたことから、同社では無料提供を決めたとしている。
無償で提供するフォントは、製品版の文字セットのうち、「令」および「令」を部首に含む文字のみ（20文字強）を収録したもの。
なお、記者会見での墨書と同じ字形の「令和」を入力する場合は、本無償提供フォントの他に製品版フォントが必要となる。
無償で提供するフォントは、製品版の文字セットのうち、「令」および「令」を部首に含む文字のみ（20文字強）を収録したもの。
なお、記者会見での墨書と同じ字形の「令和」を入力する場合は、本無償提供フォントの他に製品版フォントが必要となる。