HP社が分光測色機を内蔵するデジタルテキスタイルプリンタ「HP Stitch S」シリーズを発表

「HP Stitch S500 プリンター」

HP Inc.は、新製品「HP Stitch S プリンタ―」シリーズを発表した。スポーツウェアやファッション、室内装飾、ソフトサイネージ向けの大判デジタルテキスタイルプリンタ。126インチ対応の「HP Stitch S1000」、64インチ対応の「HP Stitch S500」および「HP Stitch S300」と、3機種の提供が予定されている(販売地域/販売開始時期/価格は国ごとに異なる)。
「HP Stitch S プリンタ―」シリーズは、同社がサーマルインクジェットプリンタで培ってきた技術と業界標準の色材を組み合わせ、優れた色の耐久性を実現できることが特徴。内蔵分光測色機を初めて採用し、高速かつ正確なカラーマッチングを行える。
「HP Stitch S500」では、昇華後の色を予測して再現することで、プリントのやり直しやメディアの無駄を回避することが可能。左右対称の2つのCMYKプリントヘッドと「Optical Media Advance Sensor」により、高い精度で高速な1パスモード出力に対応し、大量プリントを行う環境に適している。
「HP Stitch S300」は、ユーザーによる交換が可能なプリントヘッドを初搭載。初めて昇華プリンタを使用するプロフェッショナル、プロトタイプ制作部門、プリントプロバイダー向けに最適に設計されている。「HP Stitch S500」と「HP Stitch S300」は、新しく登場した昇華転写紙とともに米国では4月23日(火)から発売。「HP Stitch S1000」は5月に一般公開が予定されている。

「HP Stitch S300 プリンター」

株式会社日本HP
問い合わせ:0120-436-555
URL:http://www.hp.com/jp/
2019/04/26
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