本づくりの設計図となる“仕様書”と完成した本を合わせて紹介する「ブックデザイナーの仕様書展」

2019年4月27日（土）から7月21日（日）まで、八戸ブックセンター ギャラリーにて「ブックデザイナーの仕様書展」が開催されている。本の設計図の役割を果たす“仕様書”と、それをもとに完成した“本”を合わせて紹介する企画展。“仕様書”を通して、デザイナーの思考のプロセスに迫ることができる。

本づくりには多くの人が携わり、ブックデザイナーが作成する“仕様書”は、設計図として各工程での指針となる。1冊の本の中には「本づくりに関わる人たちの想いをどのように形にしていくか」「数ある本の中からどうやって手に取ってもらうか」といったデザイナーのアイデアが数多く盛り込まれているもの。本の“仕様書”には、そのアイデアを読み解くヒントが詰まっている。

今回の企画展には、グラフィックデザイナー/パブリッシャーの町口覚氏（マッチアンドカンパニー主宰）、ブックデザイナー/アートディレクターの佐藤亜沙美氏（サトウサンカイ）、アートディレクターの大西隆介氏（direction Q代表取締役）が参加。第一線で活躍する3人の“頭の中”を覗いてみることができる。

入場無料、開館時間は10:00～20:00で、会期中の休館日は毎週火曜（祝日の場合は開館で翌日が振替休館/4月30日は臨時開館・5月8日は臨時休館で5月7日・8日と続けて休館となる）。

■期間：
2019年4月27日（土）～7月21日（日）

■開催場所：
八戸ブックセンター ギャラリー
青森県八戸市六日町16-2 Garden Terrace 1F

■問い合わせ先：
八戸ブックセンター
tel. 0178-20-8368
url. https://8book.jp/