「デザインがひどすぎる」というユーザーの声が届き、ハリウッド版ソニックがデザイン変更へ

公式トレーラーより

ハリウッドで制作されている実写映画『ソニック・ザ・ムービー』について、監督のJeff Fowler氏が、Twitterの本人アカウントにおいて、デザイン変更をユーザーに約束している。
パラマウントは『ソニック・ザ・ムービー』の公式トレーラーを4月30日に公開したが、アメリカでも日本でも、「これじゃない」「制作陣はソニックのゲームやったことないでしょ」「ソニック見たことある?」「シルエットの段階から嫌な予感はあった」などと批判的な声が相次いだ。

青いハリネズミの擬人化であるゲーム版のオリジナル・ソニックは、大きくつり上がった目やツンと突き出た鼻、後頭部から伸びる長い針のイメージ、すらりとした手足などが特徴。

ゲーム版ソニック
ソニックチャンネルより
(C)SEGA

実写版ソニックも、言葉で表すとその特徴をほぼそのまま受け継いでいるのだが、毛並みが妙にリアルに近づけていたり、ちゃんと表現されている歯が気持ち悪かったり、手足の長さがセクシーと言うか違和感だったりと、非難轟々というデザインになってしまった。また、決定的に目の表現が異なる点も、ソニックファンには受入れられなかったようだ。

公式トレーラーより

公式トレーラーより

監督は、ユーザーの期待に感謝しつつ、批判の声が大きいことを認めている。そしてパラマウントやセガなど、制作陣の総力をもって、より良い、最高のデザインにするために変更することを約束している。

トレーラーに賛否の声が上がるのは常だが、デザインの変更が行われるのは稀なこと。公開時期の変更については言及はなく、CGならではのフットワークの軽さでソニックのデザインだけを調整、変更する模様だ。
Jeff Fowler氏のツイート
URL:https://twitter.com/fowltown/status/1124056098925944832
2019/05/06
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