プラチナプリントという印画法で3人の写真家の作品を紹介するamanasaltoの展覧会が開催

IN-BETWEEN ©Keiichi Tahara

株式会社アマナは、アートフォトの専門ギャラリーのIMA gallery(東京都品川区東品川2-2-43 T33ビル 1F)にて、2019年5月13日(月)〜5月25日(土)に「amanasalto プラチナプリント作品展」を開催している。プラチナプリントという印画法で新しい表現を生み出した3人の写真家の作品を紹介。田原桂一氏、クー・ボンチャン氏、サラ・ムーン氏の写真が展示されている。入場無料、日祝および5月14日(火)が休廊で、開廊時間は11:00〜19:00。
プラチナプリントは、1873年にイギリスで発明された写真印画法で、時代を超える耐久性と表現の豊かさを併せ持つ。発明当時に制作されたプリントが非常に美しい状態で現存していることから、近年再評価が高まりつつある技法だ。白金(プラチナ)を利用して写真を焼き付けるもので、500年以上美しい状態で保たれることが実証されているほど保存性が高い。漆黒の締まりも魅力で、階調の幅広さが作品に色調の滑らかさやディティールなどの優雅さをもたらす。
プラチナプリント工房を擁するamanasaltoは、2012年に設立。職人の長年の経験と新しいテクノロジーとの融合で、プラチナプリントを“次世代”のレベルまで引き上げてきた。今回作品が展示される3人の写真家をはじめ、世界的なアーティストたちとのコラボレーションによって、数々の希少価値の高いエディションプリントを企画・制作し、アートとしての写真の魅力を生み出している。
IMA gallery
URL:https://imaonline.jp/imaproject/ima-gallery/
2019/05/14
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