攻殻機動隊やパトレイバーの押井守監督、新会社の出資を受けて新作アニメ制作へ

押井守監督の公式Twitterアカウントより

いちご株式会社は15日、新たに設立したいちごアニメーション株式会社の独占出資により、押井守氏の原作、脚本、総監督の新作アニメーションを制作すると発表した。
同社はアニメなどサブカルチャーの聖地である秋葉原にアイドルや声優などがイベントを行うAKIBAカルチャーズ劇場やアイドルグループ、バクステ外神田一丁目が活動拠点とするステージ常設型レストランカフェ「AKIHABARAバックステ←→ジpass」などが入る商業施設「AKIBAカルチャーズZONE」を保有しており、同施設を日本のアニメ文化を代表し、さらに世界的なランドマークへとするべく長期VISION「いちご2030」を掲げている。

今回のアニメ制作会社設立と、押井守監督作品の制作はその一環となる。

押井守氏は、「うる星やつら オンリー・ユー」で監督デビューし、「機動警察パトレイバー the Movie」、「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」でアニメ監督としての名声を確固たるものにした、アニメ界の巨匠。

新作は、監督が10年間構想を重ねた意欲作。発表では「2020年春から初夏頃に国内における放映・配信を予定」としているので、劇場公開の長編映画ではなく、1クールアニメや単発の作品になると見られる。
発表資料
URL:https://www.release.tdnet.info/inbs/140120190515427503.pdf
2019/05/16
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