ピカソの晩年の連作銅版画「347シリーズ」の全作品を展示する展覧会が京セラギャラリーで開催

「ピカソ銅版画347シリーズ ー愛・イメージの奔走ー」

2019年5月18日(土)から6月30日(日)まで、京セラギャラリーにて「ピカソ銅版画347シリーズ ー愛・イメージの奔走ー」が開催される。京セラ株式会社の創立60周年を記念した展覧会。パブロ・ピカソ(1881~1973年)の晩年を代表する銅版画で同社が所蔵している「347シリーズ」の全作品が展示される。入場無料で、開館時間は10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)。
ピカソは20世紀最大の画家とも称され、西洋美術史上の巨人の1人として親しまれている。「青の時代」「薔薇色の時代」「キュビスムの時代」「新古典主義の時代」といった各時代の中で、革新的な手法に挑戦し続け、90余年の生涯を通して2万数千点もの作品を遺した。
「347シリーズ」は、ピカソが1968年3月から10月まで、204日間で制作した347点の連作銅版画だ。生涯の命題であった女性に対する「愛」をテーマの中心としながら、創造的なイメージを展開させつつ、画家として生涯に取り上げた数々の題材を回顧している作品でもある。
このシリーズは50セット印刷されており、京セラ株式会社では2セット目の全作品を所蔵。今回の展覧会では、6月5日(水)までの前期と6月8日(土)からの後期に分けて約半数ずつを展示し、前後期の合計で全作品が紹介される。6月6日(木)と6月7日(金)は、展示替えのため休館。
■期間:
2019年5月18日(土)~6月30日(日)

■開催場所:
京セラギャラリー
京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町6 京セラ株式会社 本社ビル 1F

■問い合わせ先:
京セラギャラリー
url. https://www.kyocera.co.jp/company/csr/facility/museum/
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