キヤノンのプロダクション市場向けカラープリンタ「imagePRESS C」の新モデル群が登場

キヤノンは、プロダクションプリンタ「imagePRESS」シリーズの新製品として、2019年5月20日（月）に4機種を発売する。今回発売されるのは、価格が900万円で毎分90枚の出力速度が実現された「C910」、750万円で毎分80枚の「C810」、520万円で毎分65枚の「C660」、500万円（税抜）で毎分65枚の「C660CA」（いずれも価格は税抜/出力速度はA4ヨコ）。小さな設置面積ながら、商業印刷市場のプロのニーズに対応する。

今回の新製品では用紙対応力が強化され、厚みのある名刺やグリーティングカードなどの出力のために、従来は最大300g/平方メートルであった対応坪量が最大350g/平方メートルになった。また、店頭POPやポスターなどの出力のために、別売のオプション「手差し給紙ユニット·C1」「手差し補助トレイ·D1」「長尺用トレイ·B1」の装着によって、最大1300mmの長尺紙にも対応する（従来は最大762mm）。さらに、高精細なスクリーン線数が用意され、より高画質が求められるグラフィックアーツ成果物の印刷に活用できる。

「imagePRESS C910/C810」は、従来機種に比べて出力速度が向上。別売のフィニッシャーに出力用紙を揃えるジョガー機能が搭載され、断裁/製本/箱詰めの手間が軽減された。同じく別売のソフトウェア「PRISMAprepare」によって、原稿の面付けや色調整、折り設定などの煩雑な作業も直感的に操作が可能。これらの高速出力と作業効率化によって、短期間での納品を求める印刷業のニーズに応える。

キヤノン株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社
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2019/05/20