マッチの歴史や多彩なラベルデザインを紹介する「マッチ 〜魔法の着火具・モダンなラベル〜」展

ブック型銅製マッチケース イギリス(1902年)

2019年5月25日(土)から7月7日(日)まで、たばこと塩の博物館 2Fの特別展示室にて「マッチ 〜魔法の着火具・モダンなラベル〜」展が開催される。月曜休館、開館時間は10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)で、入館料は大人・大学生100円/小・中・高校生と満65歳以上50円。「マッチ登場」「国産マッチのあゆみ」「マッチラベルの世界」という3つのコーナーでの構成で、約500点の資料が展示される。
マッチは、簡単に火を点けられる画期的な道具としてヨーロッパで誕生し、19世紀半ばから世界に広がった。日本ではマッチ産業の育成により、1890〜1910年代には世界屈指の輸出量に成長。当時の輸出用マッチのラベルには、西洋のラベルを模倣しつつ、日本の伝統意匠や輸出先の好みも取り入れた独特なデザインが見られる。
1920年代以降は、飲食店などのノベルティとしても活用され、ラベル収集の趣味も広まった。本展では、マッチ以前の着火具と合わせてマッチの登場以降の歴史を紹介し、合わせて多彩なラベルの展示でデザインの魅力を伝える。
会期中には各種のイベントも実施。一例として、6月1日(土)と6月16日(日)の各日14:00〜17:00には「オリジナル・マッチボックスを作ろう」と題したワークショップが開催される。時間内は随時参加でき、参加は1人につき1回までで、所用時間は15〜30分(受付締切は16:30)。ワークショップに必要な材料は用意されており、作ったマッチボックスは持ち帰りできる(マッチ本体は入っていない)。

さまざまなデザインのマッチラベル

■期間:
2019年5月25日(土)~7月7日(日)

■開催場所:
たばこと塩の博物館 2F 特別展示室
東京都墨田区横川1-16-3

■問い合わせ先:
たばこと塩の博物館
tel. 03-3622-8801
url. https://www.jti.co.jp/Culture/museum/
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