OPPO、見た目では全く分からないスマホディスプレイ下層に埋め込んだカメラを発表

カメラモード時

中国のスマホメーカーOPPOは、ディスプレイの下層にカメラを埋め込んだ、新しいカメラシステムについてアピールしている。
スマホの世界シェアでは5位以内、アジアでは1位も獲得するなど、着実に力を付けている同社。カメラ機能に関しても、本体からカメラがぴょこんと飛び出すポップアップカメラを搭載するなど、革新的な技術、デザインで知られる。

F11 Pro

そんなOPPOの新たなカメラシステムは、ディスプレイの下層にカメラを埋め込むというもの。デモ機と見られる動画では、壁紙状態ではカメラがあることは全くわからない、全画面表示になっている。

通常モード時

そして、カメラモードになるとディスプレイ上部に黒い帯が表示され、中央部分にカメラホールが存在することが示唆される。しかし、動画でカメラ上部に指をかざしてみるまで、どこにカメラが有るのかはわからないレベルで完全に隠されているというデザインだ。

指でカメラを遮ることでようやくどこにカメラがあるのかが分かる

現状では、ディスプレイ下層という条件では、光を十分に取り込むことが難しく、開発段階であるというこのカメラシステム。

しかし、量産化に成功すれば、ノッチやピンホールなど、画面を少しでも専有してしまうカメラモジュールの完全消去が実現することになり、少しでも大きな全画面で動画を見たい、ゲームをやりたい、といった層には歓迎されることだろう。
OPPO公式のツイート
URL:https://twitter.com/oppo/status/1135393369113280512
2019/06/04
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