ジーンアイドル、画像生成/音声合成のAIでオリジナルのアイドルを作れるサービスを開始

「A.I.dols Codebase」イメージ

株式会社ジーンアイドルは、「A.I.dols Codebase」のβ版をリリースした。画像生成AIや音声合成AIにより、ユーザーが自分だけの“オリジナルアイドル”を作り出せるサービス。生成したアイドルはブロックチェーン上でトークン化され、運営サーバー上ではなくユーザー自身が保有や譲渡を行える。
「A.I.dols Codebase」は、Ethereum(イーサリアム)のテストネット上で公開されており、無料で遊ぶことが可能。β版で一定のテストを行った後に正式版としての稼働開始が予定されており、正式版ではETHやOVOトークンを使ってプレイする。トークン化には、ICOVO AGが提供するトークンエコノミープラットフォームを使用。今回の「A.I.dols Codebase」は、同社が手掛ける第1弾プロジェクトとなっている。
β版には、アイドル画像を生成する「コードジェネレータ」や、アイドル同士を合成して新たなアイドルを生み出す「フュージョン」、アイドルの移籍や合成サポートができる「ロゼッタセンター」「リンクスポット」などの機能を実装。今後のアップデートでは、秋に独自ボイスとセリフの追加、冬にボディの追加、翌年にアイドルとの対話機能の導入を予定している。
また、第2弾プロダクトとしては、アイドル育成ゲーム「Rosetta Stage(仮名)」も開発中。「A.I.dols Codebase」のアイドルがトークン化されている特徴を生かし、ブロックチェーンの世界からゲームの世界にアイドルを“持ち込む”ことができる。「Rosetta Stage(仮名)」のプレイヤーは、ブロックチェーンについて意識することはなく、持ち込まれたアイドルを“スカウト”して育成が可能。ユーザーが“芸能プロダクション”の立場となるように、ゲームの枠組みを超えたエンターテインメントサービスへの成長を目指している。
株式会社ジーンアイドル
URL:https://gene-aidols.io/
2019/06/10
MdN DIのトップぺージ