ソフトバンク、5Gを使い高速道路で走行しながらトラックの車間距離自動制御に成功

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ソフトバンク株式会社は、5Gの新たな無線方式(5G-NR)の無線伝送技術に基づく車両間通信の屋外フィールド試験を行い、世界で初めて高速道路で5Gの車両間通信を用いた車間距離自動制御の実証実験に成功したと発表した。
本実験は、3台のトラックを使用。先頭のトラックは有人運転で、後方の2台は自動運転で先頭車両を追従する隊列走行をテスト。

実験の詳細は、新東名高速道路の試験区間(約14km)を時速約70kmで走行。3台のトラック車両間は5Gの車両間通信(4.5GHz帯使用、無線区間の伝送遅延1ms以下)で位置情報や速度情報などを共有し、リアルタイムでCACC(Coordinated Adaptive Cruise Control、協調型車間距離維持制御)を行っている。

本件は「5G-NR」の高信頼・低遅延という特長を活用して実現したもので、トラック隊列走行の早期実用化に寄与するとしている。
発表資料
URL:https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2019/20190611_03/
2019/06/12
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