トルコの多様な芸術や文化を紹介する「トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」

2019年6月14日（金）から7月28日（日）まで、京都国立近代美術館にて「トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」が開催される。オスマン帝国の栄華を今に伝える約170点の至宝が、イスタンブールのトプカプ宮殿博物館から来日。16世紀から19世紀までの貴重な宝飾品や美術工芸品を通じて、宮殿の生活やオスマン帝国の美意識/文化/芸術観が紹介される。

トルコはアジアとヨーロッパにまたがる交易の要地として栄え、多様な文化を受容・融合して比類なき美を育んできた。本展では、トルコ国民がこよなく愛する花のチューリップがあしらわれた宝飾品をはじめ、工芸品/食器/武器/書籍などが集合。それらを通して、悠久の歴史と多様な文化が育んだトルコの華麗な美を感じ取ることが可能だ。また、オスマン帝国のスルタンと日本の皇室の交流を示す品々のほか、明治期の日本美術品を里帰りさせるなど、両国の友好関係にも光を当てている。

会期中の休館日は毎週月曜（7月15日は祝日のため開館し翌7月16日が振替休館）。開館時間は9:30〜17:00で、6月中の金曜と土曜は20:00まで、7月中の金曜と土曜は21:00まで開館する（いずれも入場は閉館30分前まで）。当日券での観覧料は一般1500円/大学生1100円/高校生600円/中学生以下無料。

■期間：
2019年6月14日（金）～7月28日（日）

■開催場所：
京都国立近代美術館（岡崎公園内）
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町

■問い合わせ先：
京都国立近代美術館、トルコ共和国大使館、日本経済新聞社、BS-TBS、京都新聞
tel. 075-761-9900（テレホンサービス）
url. https://turkey2019.exhn.jp/