和の空間にコミックアートを展開するメロンパス氏の初個展「お座敷ブラックホール」

「求不得の修羅道」

2019年7月6日(土)から8月25日(日)まで、NSG美術館にて、メロンパス氏の作品展「お座敷ブラックホール」が開催される。メロンパス氏は、大分出身で新潟在住のアーティスト。同氏にとっては、今回が初の個展となる。月曜休館(祝日および振替休日は開館で翌火曜が振替休館)、開館時間は10:30~18:00(入館は閉館30分前まで)で、観覧料は一般300円/学生200円/高校生以下無料。
メロンパス氏は、2017年6月から柏崎市高柳の古民家に住み、しつらえた畳座敷に座って、毎日ひたすらコミックアートを描き続けている。メロンパスとは“MELT ON PASTEL”の略で、“パステルの上で溶けてゆく”という意味。「エモいだけじゃもう物足りない!畳の上のワープゾーンから、今こそ飛び込めブラックホール!」をテーマに、ウミウシや少女をモチーフとした作品を制作している。
“弱さという強さ”を象徴する少女とウミウシを巡る精神宇宙は、現代の若者たちが否応なく投げ込まれている現実世界も投影されたもの。古い家具や建具などに現代的なコミックアートを描くことで、“時代のギャップ”が生み出されていることも特徴的だ。日本の伝統的な生活文化と現代人のカルチャーを対比させ、日本文化の変わらない本質や、反対に変わりゆく姿が“感覚的な解釈”で表現されている。

「アニメちっくアニミズム」

「danse_macabre.exe」

■期間:
2019年7月6日(土)~8月25日(日)

■開催場所:
NSG美術館
新潟県新潟市中央区西船見町5932-561

■問い合わせ先:
NSG美術館
tel. 025-378-3773
url. http://www.nsg-artmuseum.jp/
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