“死”を擬似的に演出して写真を撮影するサービス「シタイラボ」がスタート

“自分の葬式”を体験できる「入棺白葬プラン」

2019年7月11日(木)に、大阪府東大阪市で「シタイラボ」がオープンする。擬似的な死を演出して写真を撮影する“逆転変身専門店”。「メメント・モリ」をキーワードとしており、昨今に広がりを見せる生前葬や終活、入棺体験などと同様に、死について、さらにはどのように生きるかについて考えてみるヒントにもなる。
「シタイラボ」は、フォトグラファーの新レイヤ氏が代表を務める新たなサービスで、“死体になってみる”擬似体験を提供。死を美化するためのものや自傷行為を促す目的ではなく、あくまでも“死生観を逆から考え生を刻む”が理念であることが表明されている。取り扱いサービスの内容は、“死”と“死体”の擬似体験・メイク・写真撮影・着付け・画像編集で、18歳以上からの体験が可能だ。
自分が望む最高にドラマチックな死に方を擬似体験できる「現場検証プラン」、本来なら体験できない“自分の葬式”を擬似体験できる「入棺白葬プラン」、「入棺白葬プラン」に加えて僧侶による読経が行われる「入棺白葬導師読経プラン」、「現場検証プラン」の後に「入棺白葬導師読経プラン」を合わせて体験する「エンバーミングプラン」、希望に応じたオーダーメイドでプランを提案してもらえる「オーダーメイドエンディング」と、計5つのプランが用意されている。
誰にも知られることのない模擬死体験を可能にするというプライバシー保護の観点から、詳しい場所は非公開。予約を済ませると体験日の3日前に住所が通知され、当日の入店にはメールで伝えられる合言葉が必要となる。
シタイラボ
URL: https://shitailab.com
2019/07/12
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