古文書からインスピレーションを得た新作を楽しめる清水はるみ氏のアートフォトの展覧会が開催中

「The Plants in the Voynich Manuscript」(2019)
© Harumi Shimizu

2019年8月1日(木)から8月31日(土)まで、IMA galleryにて、清水はるみ氏の写真展「The Plants in the Voynich Manuscript」が開催されている。日祝休廊で、時間は11:00〜19:00。入場無料で作品を鑑賞できる。
1989年生まれの清水はるみ氏は、2012年にお茶の水女子大学を卒業した。これまでの主な個展には、2013年の「水の骨」(Place M)や2015年の「OPEN FRUIT IS GOD」(gallery blanka)があり、2016年にはパナソニック株式会社/LUMIX特別協賛でIMAプロジェクトが開催した「LUMIX MEETS BEYOND2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #4」にも出展している。
清水氏は、旅を重ねながら、そこに暮らす人々の生活や歴史文化を独自の視点で切り取り、それらを新しい文脈で再構築して作品として制作。一方で、ランダムなモノを巧妙に組み合わせるユニークなスティルライフの制作でも、その表現の幅を広げている。その両方の延長線上にある「The Plants in the Voynich Manuscript」は、古文書「ヴォイニッチ手稿」をテーマとした新作。現代の植物を撮った写真に加工を施すことで、あたかも古文書に描かれた架空の植物が実在するかのような写真を作り上げている。
■期間:
2019年8月1日(木)~8月31日(土)

■開催場所:
IMA gallery
東京都品川区東品川2-2-43 T33ビル 1F

■問い合わせ先:
IMA gallery
tel. 03-3740-0303
url. https://imaonline.jp/imaproject/ima-gallery/
MdN DIのトップぺージ