「機動警察パトレイバー」の30周年突破を記念した展覧会が大阪でスタート

機動警察パトレイバー the Movie原画(零式)

2019年8月7日(水)から8月19日(月)まで、大阪南港ATCにて「機動警察パトレイバー30周年突破記念展〜30th HEADGEAR EXHIBITION featuring EARLY DAYS-PATLABOR THE MOVIE 〜in 大阪」が開催される。ゆうきまさみ氏の漫画から多彩なメディアミックス展開が行われた人気作品「機動警察パトレイバー」シリーズが、昨年で誕生から30周年を突破したことを記念して開催される展覧会。昨年には東京で30年の歴史を俯瞰する展示が繰り広げられたが、今回の大阪展では映画「機動警察パトレイバーthe Movie」にフォーカスした内容で展示が構成されている。
1989年に公開されたアニメーション映画「機動警察パトレイバーthe Movie」は、今年で丁度30周年を迎えた。本展では、そのプリプロダクション(準備段階)や、初期OVA(EARLY DAYS)期の資料およびイラストを中心とした展示を楽しめる。
会場では、プロダクションI.Gの協力によって、これまで未公開であったものを含む43点の原画/修正原画を展示。また、「機動警察パトレイバーthe Movie」のコンセプトフォトを手掛けた樋上晴彦氏が撮影した作品用のロケハン写真や、作品の背景/レイアウト、今回のイベントのためだけに描き下ろされたメインビジュアル2枚の原画なども鑑賞することが可能だ。背景/レイアウトはオリジナルが現在海外の展示会に貸し出し中のため、現存するデータをもとに美術監督の小倉宏昌氏の監修のもとで複製したイラストが展示される。
そのほか、1/1リボルバーカノンやヘッドギア、「機動警察パトレイバー the Movie」に登場する方舟のジオラマも披露。方舟ジオラマは、プロモデラーの新保光利氏の協力によるもので、今回の大阪展が初公開となる。開催時間は11:00〜19:00(入場は閉店1時間前まで)で、料金は1000円(物販エリアはフリー)。

出渕裕氏がレイアウト、橘田幸雄氏が仕上げを担当した描き下ろしのメインビジュアル。8月13日(火)から発行される当日券の裏面イラストに使用される。高田明美氏が手掛けたメインビジュアルは、8月12日(月・休)までの当日券の裏面イラストに使用

野明設定

機動警察パトレイバー the Movie原画(野明)

小倉宏昌氏による美術(方船)

■期間:
2019年8月7日(水)~8月19日(月)

■開催場所:
大阪南港ATC
大阪府大阪市住之江区南港北2-1-10 ウミエールキューブ

■問い合わせ先:
株式会社HEADGEAR/株式会社ジェンコ
url. https://patlabor.tokyo/
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