お香を焚くための香皿のデザインを募集している“香十「香皿」デザインコンテスト2019”
株式会社日本香堂ホールディングスは、香十「香皿」デザインコンテスト2019を開催中。2019年9月30日（月）まで作品の応募を受け付けている。香十「香皿」は、お香を焚くための皿。入賞作品は商品化されることがあり、昨年の入賞作品は実際に商品化されて、今年7月26日（金）から直営店舗で販売されている。
香十は創業440年の御香所。本コンテストでは、日々の暮らしの景色を演出する「香皿」のデザインを募集している。初開催となった昨年は陶器のみの募集だったが、今年度は陶器に加えて、ガラスや金属の素材でも幅広く作品を公募することとなった。
第1次選考は、自作で初出のオリジナル香皿の作品1点の写真、またはスケッチデザイン仕様のデータで実施。写真の場合には、真上、真横、斜め45°と3方向のアングルから撮影した画像を提出する。
第2次選考では、指定の場所へ作品本体を11月30日（土）までに送付（持ち込みも可）。香炉ではなく香皿であることに注意が必要で、スティック型（線香型）の長さ6〜15cmのお香を垂直か斜めに立てられる穴（直径3mm、深さ5mmほど）を開けてあるか、お香を立てる香立（香皿の上に置く)を別に組み合わせるかの、どちらかの仕様とする（香立も既存品/購入品は不可）。香皿のサイズは日々使える実用の範囲として、平面の直径15cm以内または8×25cm以内の規定。火をつけたお香が通常に燃焼でき、お香の燃焼が終了するまで安全性に問題がないように留意する必要がある。