チームラボなど9組の現代美術作家たちによる二条城での展覧会「時を超える:美の基準」

「時を超える:美の基準」

2019年8月31日(土)から9月3日(火)まで、日本で初めてのICOM(国際博物館会議)京都大会の開催と元離宮二条城の世界遺産登録25周年を記念し、日本の現代美術作家たちによる展覧会「時を超える:美の基準」が開催される。会場は、通常は非公開である二の丸御殿台所、御清所(重要文化材)。南條史生氏と名和晃平氏をアドバイザーに迎え、“歴史との対話”をテーマとして開催される。
本展では、日本の現代美術シーンを牽引する9組の作家たちが参加している。ガラスで粘菌やバクテリアをつくる青木美歌氏、版画/彫刻/水彩/写真と多彩な表現方法で作品を制作する小林且典氏、草花を木彫で表現する須田悦弘氏、デジタルテクノロジーの力でアートを拡張しつづけるチームラボ、本展のアドバイザーも務める彫刻家の名和晃平氏、自然の有機的なフォルムを感じさせる彫刻を手掛ける西川勝人氏、テクノロジーと伝統工芸を融合させるミヤケマイ氏、常温で昇華する化合物ナフタリンで象った彫刻を制作する宮永愛子氏、色を幾層も重ねてミニマルな絵画を完成させる向山喜章氏の作品を紹介。日本古来から連綿と紡がれてきた“美”の息づかいが感じられる。
入場時間は9:00~16:45(8月31日は17:45まで)で、二条城への入城時間は8:00~16:00(17:00閉城/8月31日は8:00~17:00で18:00閉城)。観覧無料で楽しめるが、二条城への入城料は必要となる。
■期間:
2019年8月31日(土)~9月3日(火)

■開催場所:
世界遺産 元離宮二条城 二の丸御殿台所、御清所
京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541

■問い合わせ先:
一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン
url. https://www.throughouttime-kyoto.com/
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