インスタ上昇、FB下降で利用者はほぼ同じに。定額制はAmazon強し。MMD調べ

現在利用しているSNSについて
MMD調べ

MMD研究所は、「2019年スマートフォンアプリコンテンツに関する定点調査」を実施し、その結果を公開している。調査対象はスマートフォンを所有する20歳~69歳の男女557人で、調査期間は2019年7月18日~7月20日。
現在利用しているSNSについて、Facebook、Twitter、Instagram、TikTokの4つに絞って質問したところ、Twitterが44.7%でトップ、そしてFacebookが35.0%、Instagramが34.5%、TikTokが7.7%という結果になった。

調査開始時の2014年と比べると、Twitterはゆるやかな右肩上がり、そしてFacebookは右肩下がり、Instagramは右肩上がりとなり、調査開始時は38.5%もあったFacebook、Instagramの差は、5年間で0.5%まで縮まっている。

「現在利用している」利用状況の年代別を見ると、Facebookは20代が48.4%で30歳以上は約30%で安定している。一方、Instagramは20代が57.1%、30代が43.1%、40代が32.8%と高く、50歳以上は20%台にとどまっている。

20~30代の若年層は主にInstagramを使い、Facebookは20歳代の新規ユーザーが伸び悩んでいることがわかる。また、Facebookは「過去に利用していたことがある」と回答したユーザーが多く、FacebookからInstagramなど別のSNSにユーザーが移動していることも伺える。

Twitterはほぼ全ての年代で現在の利用者トップを得ており、この4サービスの中では安泰という位置づけだ。

そのほかの調査では、「利用したことがあるシェアリングエコノミーのジャンル」でフリマサービス48.7%、オークションサービス46.6%が高く、次いで料理宅配サービス18.6%、クラウドファンディングサービス15.3%、駐車場や空きスペースを貸し借りできるサービス14.8%が続く。

また、音楽と動画の定額制サービスについては、現在の利用者がAmazonプライム・ビデオが68.9%と圧倒的に高く、2位以下は、Netflix23.0%、Hulu22.2%、dTV20.0%、DAZN18.5%と大きく離されている。
発表資料
URL:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1813.html
2019/08/26
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