日本HPが昇華型「HP Stitch S プリンター」を発売してテキスタイル印刷分野に参入
株式会社日本HPは、昇華型デジタルテキスタイルプリンタ「HP Stitch S プリンター」シリーズを発表し、テキスタイル印刷分野に参入。2019年8月29日（木）から、3機種の販売を開始する。HP サーマルインクジェット・テクノロジーとテキスタイル業界標準の色材を組み合わせた製品群。分光測光器を本体に内蔵しており、高速かつ正確なカラーマッチングを実現できる。
今回発売されるラインナップは、オープン価格の「HP Stitch S1000 プリンター」、希望小売価格が358万円～（税抜）の「HP Stitch S500 プリンター」、希望小売価格が248万円～（税抜）の「HP Stitch S300 プリンター」の3モデル。同時に「HP Stitch Dye Sub インク各色」や「HP Stitch Dye Sub プリントヘッド」も登場する。いずれのモデルも「HP ドロップ & ドライシステム」を使用し、プリントエリアでインクを乾燥させるため、ファブリック素材に直接プリントする高濃度のイメージでもシャープにプリントが可能だ。
「HP Stitch S300 プリンター」は、初めて昇華プリンタを使用するプロフェッショナル、プロトタイプ制作部門、印刷事業者向けのエントリーモデル。「HP Stitch S500 プリンター」は、より大量プリントを行う環境に適している。「HP Stitch S1000 プリンター」は、中規模以上のテキスタイル印刷事業者向きのモデル。バックライトやフロントライトを含むソフトサイネージや、カーテン、椅子、ソファの張地などの室内装飾などのテキスタイル印刷で高い生産性を発揮する。
なお、同社は、8月29日（木）～8月31日（土）に東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催される「第61回サイン＆ディスプレイショウ」に出展。同社ブース（小間番号：123）にて、「HP Stitch S プリンター」シリーズを、さまざまな印刷サンプルとともに展示する。