エプソンが昇華転写プリンタ初の24インチ対応デスクトップ機「SureColor SC-F550」を発売
エプソンは、商業・産業向け大判インクジェットプリンタ「SureColor」シリーズの新製品として、2019年9月10日（火）に「SC-F550」を発売する。エプソンの昇華転写プリンタ初の24インチ対応モデル。省スペースが実現されたコンパクトなモデルで、デスクトップに設置して気軽に使える。標準価格は34万8000円（税抜）。
本製品はロール紙とカット紙に両対応し、同時にセットが可能だ。プリンタドライバからの指示で自動的にプリントする用紙を切り替えるため、用紙を交換する手間が省ける。本体には4.3インチの大型タッチパネルを実装し、プリントまでのガイドや消耗品の残量、エラー状況について確認でき、直感的な操作が可能。トートバッグやマグカップなどのオリジナルグッズの受注・制作業務に活躍し、初めての昇華転写プリンタとしても安心して導入できる。
本体サイズは970（幅）×245（高さ）×577（奥行）mm、インクを除く重量は29kg、インク色はCMYK4色、印字幅は最大604mm（上下左右マージン各3mm/フチなしプリント非対応）で、インターフェイスはUSB、100/1000BASE-TおよびIEEE 802.11b/g/n準拠の無線LAN。
なお、エプソンは、同じく「SureColor」シリーズの新製品として「SC-F6350」も同時発売する。こちらは44インチ対応モデルで、標準価格が84万8000円（税抜）。従来機の「SC-F6200」ではサービスエンジニアを呼ぶ必要があったヘッドキャップのクリーニングをユーザー自身でメンテナンスできるようになり、出力したロール紙を巻き取る自動巻取りユニットも新たにオプションとして用意された。