ミツカンと凸版印刷が納豆のたれ袋・からし袋で日本包装技術協会会長賞を受賞

「押すだけプシュッ!と」

株式会社Mizkan(ミツカン)と凸版印刷株式会社は、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「2019日本パッケージングコンテスト」で「公益社団法人日本包装技術協会会長賞」を受賞した。対象となったのは、ミツカンが販売する納豆に添付されている添付品袋の「押すだけプシュッ!と」。袋を切ることなく、袋の上半分を押すだけでたれやからしを出すことができる。
従来の一般的な納豆では、手間がかかったり切るときに中身が飛び散って手が汚れてしまったりと、たれやからしの袋の開けにくさに不満を持つ消費者も多い。各社がさまざまな工夫を凝らしており、ミツカンの添付品袋も従来は簡単に切れるように切り目を入れていたが、それでもなかなか不満は解消されていなかった。
そこで、添付品袋の利便性を向上させることを目的として、6年半の歳月をかけて新たな開発を実施。シール部分の素材、たれやからしの出口の形状に工夫し、今回の「押すだけプシュッ!と」によって、袋を切ることなく押すだけで簡単に中身を出せる添付品袋が実現された。
この新しい添付品袋では、小さい子どもや老人でも、押すだけで簡単にたれやからしをかけることが可能。袋には開封のしかたを正しく理解できるように中身が出る方向を明記し、「切らずに両手でここを押す」「出口を真下に向ける」といった細やかな表示が記載されている。

「押すだけプシュッ!と」の添付品袋を採用した納豆

株式会社Mizkan/凸版印刷株式会社
URL:http://www.mizkan.co.jp/
URL:https://www.toppan.co.jp/
2019/09/04
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