長野で1カ月の滞在制作を行ったクラウディア・ペニャ・サリナス氏のアジア初個展「Atlpan」

Claudia Peña Salinas, Tlaloque East, 2018, 61×61×61cm, Courtesy of the artist

2019年9月7日(土)から11月8日(金)まで、GINZA SIX 6Fの銀座 蔦屋書店内にあるTHE CLUBにて、クラウディア・ペニャ・サリナス氏の個展「Atlpan」が開催されている。会期中無休で、時間は11:00〜19:00。同氏のアジアでの個展の開催は、今回が初となっている。
1975年メキシコ生まれのクラウディア・ペニャ・サリナス氏は、ニューヨークのブルックリンを拠点として活動。1998年にシカゴ美術館附属美術大学で学士(美術)を取得し、2009年にニューヨークのハンター・カレッジで修士(美術)を取得した。彼女の作品は、ホイットニー美術館にも収蔵されている。
今回の展覧会タイトルの「Atlpan」は、ナワトル語で“水”を意味する“atl”と、何かの中にあることや何かに接していることを意味する接頭語“pan”を組み合わせたもの。ナワトル語とは、北米やメキシコのいわゆるインディアンによって広く話されていた言語だ。
クラウディア・ペニャ・サリナス氏は、本展のために長野で約1カ月の滞在制作を行った。会場は、メディアスカルプチャーをはじめ、インスタレーションやビデオを組み合わせた作品で構成。メキシコの自然や神話をモチーフにした作品と、日本からインスピレーションを受けた作品が発表されている。
■期間:
2019年9月7日(土)~11月8日(金)

■開催場所:
銀座 蔦屋書店内 THE CLUB
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F

■問い合わせ先:
THE CLUB
url. http://theclub.tokyo/
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